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人は効果的でない行動をも創り出す?

A さん
おゆきちゃん、第7章はどんなことが書いてあるの?
おゆき
人間関係で大きな問題に直面すると、どう対処して良いか分からない時があるよね。第7章では、そんなときに”創造システム”が働くと書いてあるわ
A さん
創造システムって何?

問題に対するある解決に導く新しい全行動をみつけようとすることである

おゆき
人間は、何かがうまくいかないとき、新しい行動を創り出すってこと。そして、新しい行動は、効果的な行動と効果的でない行動があるの。第7章では効果的でない行動の話をしているのよ
A さん
効果的でない行動って?
おゆき
本には、次のように書いてあるわ

恐怖行動、不安行動、パニック行動、妄想行動、強迫行動、外傷性ストレス行動は、創造的選択のよくある例である。

おゆき
現実に対処するのが困難な経験をすると、効果的でない行動を創造することがあるという話よ。私たちの創造システムは、幻覚や幻聴でさえも、創造することがあるのよ。身近な例でいうと、落ち込みを創造することがよくある。本には、落ち込みは効果的な行動ではない。人を傷つけ活発さを失ってしまうと書いてあるわ

落ち込みにも、理由があった?

A さん
あれ? 落ち込みにも、理由があるのだったよね? たしか、第4章で出てきたかな
おゆき
さすが!3つの理由があるのよ
  1. 怒りを抑制できるから。
  2. 周りに援助を求めやすくなるから。
  3. 失敗するかもしれないと恐れているものから引き離してくれるから
A さん
思い出した
おゆき
第7章にも、この3つの理由が出てくるのよ

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人は、幻覚や幻聴も創造する?

A さん
落ち込みは、イメージできたけれど、効果的でない行動として、幻覚や幻聴なども創造するというのがピンとこないわ
おゆき
幻覚や幻聴の例としては、著者のグラッサー博士が精神病院で診察した患者の話が出てくるわ

幻覚行動で恐怖さえ感じる一人の男性患者がいた。回診すると、妄想の猿を背中から降ろすように叫んでいた。猿が彼の背中と肉を引き裂いているというのだ。彼はまるで猿がそこにいるかのようにふるまっていた。苦痛に満ちた叫び声を上げ、私がひどい藪医者だから彼の人生を地獄にしている猿に対して何もできないのだと、私を呪った。
ある日、その患者が、肺炎にかかった。精神科病棟では治療できないから、内科にかかるように言った。内科病棟にいる2週間の間、彼は狂気を思わせるものを一切示さなかった。彼が精神科の病棟に入っている必要があったことを内科の研修医にわかってもらうのはかなり困難であった。
彼はほとんどの精神異常者がするように、創造システムから出てくるものを行動に移していたのだろう。しかし、内科病棟で過ごした数週間、創造システムを止めることを選択できたのだ。彼は何らかの問題について狂う選択をしていたが、それよりも生きることが重要となったのであろう。

A さん
へー、内科に入院した途端、背中の猿がいなくなったなんて、驚きだわ
おゆき
患者は、幻覚や幻聴などの行動をも創造していたってことなのね

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効果的でない行動から抜け出すには?

A さん
もし、効果的でない行動を創造していると気づいたら、どうしたらよいのかしら?
おゆき
本には、次のように書いてあるわ

人々が心理的問題を一つの選択としてみるように援助することは、開放的な気づきにつながる。自分たちのコントロールできないようなものが突然襲ってきたという不思議さや恐れが取り除かれる。彼らは今や、他の選択が可能だということを学び、新しいより効果的な選択を基にした行動が彼らを自由にし、自分たちに害を与えない創造性に満ちた人生の探求を可能にする。

おゆき
創造システムは、新しい行為と思考を創造するのよ。たとえ、それが恐怖行動、不安行動、パニック行動、妄想行動、強迫行動、外傷性ストレス行動のような効果的でない行動であっても、一つの選択に違いないから、他の選択をすることもできるということよ
A さん
なるほど、効果的でない行動も選択の一つとみるのね
おゆき
自分に起こったことは、一つの選択なのだとすると、他の選択もできるということだよね

私たちは、求めている人間関係が得られない時などに、自己破壊的な全行動を創造することもあります。その全行動が効果的でなかったとしても、これも一つの選択であると理解できれば、自分の行為と思考を自らコントロールして、自分の行動を選択できるのです。

「グラッサー博士の選択理論」本の第1章を読んでみよう。誰でも内側から動機付けられている。
「グラッサー博士の選択理論」本の第2章を読んでみよう。欲求を満たすために行動する。
「グラッサー博士の選択理論」本の第3章 を読んでみよう。あなたの理想の写真は?
「グラッサー博士の選択理論」本の第4章を読んでみよう。落ち込みも自分の選択?
「グラッサー博士の選択理論」本の第5章を読んでみよう。性格の違う人とうまくやっていくには?
「グラッサー博士の選択理論」本の第6章を読んでみよう。葛藤の解決の仕方とは?

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この記事を書いた人

おゆき

おゆき

仙台在住のおゆき です。
心の健康、体の健康を実践しています。

心の健康については、選択理論心理学を毎日生かしています。2012年より学び続けて、2015年選択理論心理士になりました。

体の健康については、グリーンスムージーを2011年より毎日飲んでいます。2013年にグリーンスムージーマスターを取得しました。

心の健康と体の健康を維持して、気持ち良く毎日過ごしています。

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