食べるための行動も、遺伝子のなせる業である
本には、
私たちは、自分たちの欲求を満足させようとする能力を持っている。それは、遺伝子という自然のなせる業である。
と書いてあるわ。
お腹がいっぱいの時は、生存の欲求が満たされているので、食べる行動をしないのよ
誰でも5つの基本的欲求を満たすために行動する。
有史以前には、今日ほとんど全て動物がそうであるように生存の欲求が唯一の基本的欲求であった。
しかし、だんだんと愛を示した人が生存するために優位を占め、愛は生存の欲求から分離しはじめ、それ自体で一つの基本的欲求となった。
同じことが、力の欲求にも起こった。時間の経過とともに、力の欲求を満たすことに成功した人は、そうでない人よりも、生存の機会を多く持つようになった。こうして、力の欲求もまた独立した欲求となった。他人から支配されずに、もっと容易に生存できるようになるために、私たちには自由が必要となった。このようにしてこれも分離した欲求となり、他人の力から身を守るのに役立つようになった。楽しみは、学習に対して遺伝子が与える報酬である。生存には直結しないが、愛、力、自由、の獲得に密接に結びつく多くのことを学習するにつれてこれもまた分離した欲求となった。生存の欲求を超えて追加されたこのような欲求が私たちの人生を複雑にしている。
それぞれの基本的欲求については、本に詳しく書かれているから読んでみて。
第2章は、ざっくり言うと、誰でも生まれながらに、5つの基本的欲求を持っていること、基本的欲求は遺伝子によってプログラムされていて、欲求を満たすために行動していることが書かれているのよ
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第1章を読んでみようはこちら。
やせたいと口ばかりだった人がやせる行動をしたきっかけとは?
「したい」と「しないといけない」は大きな違い