あなたの理想のイメージ写真は?
A さん
おゆき
そうそう、誰でも生まれながらに、5つの基本的欲求を持っていること、基本的欲求は遺伝子によってプログラムされていて、それを満たすために行動していることが書かれていたね
A さん
次の第3章は、何について書いているの?
おゆき
グラッサー博士は、基本的欲求を満たす具体的なものについて書いているわ。それは上質世界というのよ。本には、次のように書かれているわ
上質世界は、私たちの欲求を最も満足させてくれる具体的なイメージ写真によって成り立っている。
このようなイメージ写真は3つの領域に分けられる。
- 私たちが共にいたいと思う人
- 私たちがもっとも所有したい、経験したいと思うもの
- 私たちの行動の多くを支配している考え、信条
私たちの気分が良い時はいつでも、私たちの上質世界にある人、物、信条のイメージ写真に限りなく近くなる行動を撰択している。
おゆき
つまり、基本的欲求を一つ以上満たす、人やものや信条を上質世界というのよ。
私たちは、上質世界を得るために行動しているっていうわけ
私たちは、上質世界を得るために行動しているっていうわけ
あなたのイメージ写真と私のイメージ写真は、同じ?
A さん
基本的欲求と上質世界の単語は聞いたことがあったけれど、そういう関係だったのね
おゆき
そうなのよ。さらに、本では、次のように説明しているわ
私の上質世界は私の人生の中核であるが、他人の人生の中核ではないと教える
A さん
どういうこと?
おゆき
ざっくばらんにいうと、あなたと私の上質世界は違うということよ。
例えば、喉が渇いた時に、Aちゃんの上質世界にはコーヒーを飲む、私の上質世界にはグリーンスムージーを飲むというイメージ写真が入っているわ。
基本的欲求の一つ、生存の欲求を満たすにしても、それぞれ満たし方は、人によって違うの
例えば、喉が渇いた時に、Aちゃんの上質世界にはコーヒーを飲む、私の上質世界にはグリーンスムージーを飲むというイメージ写真が入っているわ。
基本的欲求の一つ、生存の欲求を満たすにしても、それぞれ満たし方は、人によって違うの
A さん
なるほど。たとえ話がわかりやすい
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周りの人のイメージ写真にはどんなものが入っている?
おゆき
Aちゃんと私の上質世界は違うのよ。まったく同じ上質世界の人はいないわ。本では、上質世界が違うということについて、さらにこんなことが書いてあるわ
力のある人が、力のない人の上質世界に寛容であることは特に困難である。
もし、皆が自分にとって正しいことは他の人にとって正しいことにはならないということを学べば、この世はもっと住みやすくなるであろう
A さん
相手の上質世界と自分の上質世界は違うから、相手の上質世界を知ることは、大切なのかも
おゆき
まさに、そのことが本に書かれているの
人との関係を今よりも良くするために、相手の上質世界に何が入っているかを学び、それを支持する必要がある
A さん
まずは、相手の上質世界を知らないとだね
おゆき
そうね。さらに、赤ちゃんが成長する過程で、絶え間なく上質世界を創造し続ける話も書かれているわ。興味があったら読んでみて
A さん
わあ、うちの息子が小さかった時に知りたかったわ
おゆき
今からでも、役に立つわよ。選択理論を理解した親は、自分が子どもの上質世界から外された時、10代の子供の上質世界に入り続ける努力をするって書かれているわ
A さん
なるほど。息子の上質世界から私が剥がされないようにしないと
おゆき
そうそう、息子さんとの関係を今よりも良くするために、息子さんの理想のイメージ写真は何かを知って、それを応援できるといいよね
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第3章、心のアルバム上質世界
第3章では、上質世界について書かれています。基本的欲求を満たす人やものや信条など具体的なものを上質世界といいます。誰でも上質世界を持っていますが、人によって違います。自分の上質世界と相手の上質世界は違うと認識することで、それを人間関係にも活かすことができると書かれています。
次の第4章はこちら。
相手の上質世界を聞くと初対面の人とも話が弾む。
グラッサー博士の選択理論の第1章はこちら。
グラッサー博士の選択理論第2章はこちら
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