初対面の人とどんな会話をしたらいいか、困ったことはありませんか? 人見知りの私は、相手が初対面の人だと話が途切れるのが怖くて、いつもドキドキしていました。
そんな内気な私でも、選択理論の学習会に参加して学んでいくうちに、初対面の人とどんな話題で会話をしたら話が続くのか、コツをつかめてきました。
選択理論学習会での自己紹介タイムのお題は?
選択理論のこぢんまりとした学習会では、最初に自己紹介からスタートすることが多いです。何度か参加していると、講師の自己紹介には、パターンがあることに気づきました。
講師は、みんなに、次のような自己紹介タイムを設けています。
「名前と好きな食べ物」
「名前と最近1週間でうれしかった出来事」
「名前と好きなもの3点」
「名前と昨日良かった出来事」
そう、自己紹介タイムのお題として、講師の先生方は名前と上質世界とをセットにしていました。選択理論で言う上質世界とは、気分がよい、心地よいもの、好きなものです。
相手の上質世界を聞き出すとどんな効果が?
誰でも、上質世界にあるものについては、しゃべるのが楽しいはずです。気分が良い、心地よいものですからね。ですから、相手の上質世界について深掘りする質問をすれば、相手はどんどん話し出します。つまり、こちらからは相手の上質世界にあることを話題にすれば、質問を重ねるだけで、会話がはずむのです。
例えば、先日ある学習会に参加した時のことです。私の上質世界を話題にした時と相手の上質世界を話題にした時との2つの会話例です。
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私の上質世界を話題にした時
私「好きな食べ物は、フルーツです」
講師「一番好きなフルーツは?」
私「スイカです」
講師「うちの妻と一緒ですね。妻は、暑い時期毎日食べていますよ。あなたは、スイカをどのくらい食べるんですか?」
私「夏は、スイカのグリーンスムージーを作って、毎日2Lゴクゴク飲んでいます。うちの冷蔵庫には、麦茶ではなくて、スイカのグリーンスムージーが入っています」
上質世界にあることを聞かれて話しをしている私は、楽しくてどんどんしゃべります。上質世界にあるものは、話をしていて気分が良いので、いくらでも話せるのです。もしこの時、時間の制約がなかったら、スイカと何の葉っぱを組み合わせるスムージーが好きとか、スムージーを作る時に、スイカとあわせるフルーツは酸味のあるものが好きとか、どんどん話し続けていたと思います。
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相手の上質世界を話題にした時
自己紹介の時に、醗酵食品が好きですと答えた女性に、私は質問しました。
私「醗酵食品って、具体的にどんな食品が好きですか?」
彼女「醤油こうじ、塩こうじ、ヨーグルト、甘酒、なんでも好きです。自分で作っています」
私「簡単に作れるの?」
彼女「ヨーグルティアという器具を使っています。先日料理教室に行って、48時間でできる甘味噌も、習ってきたんですよ」
私「誰に習ったんですか?」
相手の上質世界にあるものを質問していけば、相手は好きなことなので楽しくてどんどんしゃべります。そこを深掘りしていけば、何を話したらいいかなんて考えなくても、話ははずみます。
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会話の話題は、相手の上質世界にあるものを選ぶ
初対面の人と何を話したらいいのか困った時、相手の上質世界にあるものを話題にして、質問していけば、会話ははずみます。例えば、相手の好きな食べ物などを聞くのはとても良い方法ですね。
こちらから、無理に話題を作らなくてもいいと気づいてから、初対面の人との会話もドキドキせずに、楽しめるようになりました。
あなたの好きな食べ物は、何ですか?
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