「知っている」と「使える」には、大きな差がある

A さん
おゆきちゃんのブログ記事を読んで、『自分でコントロールできないことにフォーカスしているからストレスを感じる』というのは、頭ではわかったの。
でも、日常生活で、なかなか活かせないわ
おゆき
「選択理論を知っている」と「選択理論を使える」とには、大きな差があるのよ。例えば、薔薇っていう漢字は知っているけれど、いざ書こうと思っても、書けないわよね
A さん
なるほど、どうやったら、「知っている状態」から「使える状態」になるのかしら?
おゆき
薔薇っていう漢字を書けるようになるには、実際に手を動かして書く練習をするよね。選択理論の知識も同じで、使えるようにするには実際に口に出して練習をするのよ
A さん
口に出して練習するって、どうやってやるの?
おゆき
カウンセリングロールプレイをやるの。選択理論の学習会って、みんなでロールプレイをするのよ。

選択理論の提唱者グラッサー博士は、選択理論を身につけるには、ロールプレイをするのが一番の近道と言っているわ

A さん
ロールプレイって、どんなふうにするの?
おゆき
模擬カウンセリングをするの。

日常生活でよくある架空の事例を使って、カウンセラー役かクライアント役かを実際にやってみるの

A さん
カウンセラー役をすると、学びになるのね
おゆき
カウンセラー役も、クライアント役も、どちらも学びになるのよ。

例えば、ストレスがある事例で、ロールプレイをしていると、カウンセラー役は、ハッと気づくのよ。「クライアント役は、自分でコントロールできないことにフォーカスしているからストレスを抱えている」とね。

クライアント役は、ロールプレイで普段ありえないようなシチュエーションを演じることになるの。演じるといっても、クライアント自身の頭にあるものしか出てこないのよ。カウンセラー役の質問に答えていくうちに、クライアント役も、「自分がコントロールできないことにフォーカスしていた」と気づき、ハッとするのよ

A さん
おー、どちらでも、学びになるのね
おゆき
そうなのよ。そして、いろいろな事例を口に出して練習をしているうちに、日常生活で、ふっとロールプレイのフレーズが出てくるの
A さん
へえ、おゆきちゃんがふっと浮かんでくるフレーズって、例えば、どんなものがあるの?
おゆき
最近のふっと浮かんだフレーズね。

レジ係の言動にイラッとしたとき、
「人の行動には、目的がある。この人はどんな目的があってこんな行動をしたのだろう?」

仕事の遅い後輩をみたとき、
「もし、仕事が遅かったとき、本当に困るのは、誰?」「マイナスを探すのは、訓練なく誰にでもできる。その人の良いところを見つけて口に出すのに、訓練が必要」

同僚を批判したくなったとき、
「批判することは、相手との距離を近づけるか遠ざけるか?」

友人からこうした方がいいと言われたとき、
「相手からの言葉は、単なる情報である。情報を取り入れるか取り入れないかを決めるのは私」

A さん
なるほど。ロールプレイの練習をしていると、こんなふうに言葉が出てくるのね
おゆき
そうなの。私の師匠は、日常生活でイラッとしたら、これはロールプレイだと思って、対応すると言ってたよ。ロールプレイ練習をする前の私なら、変えられない相手の言動にフォーカスして、もっとストレスを抱えていたと思うわ

「知っている状態」から、「使える状態」になるためには?

野球のルールを知っている状態と野球のゲームができる状態には、大きな差があります。ゲームができる状態になるためには、実際にバットを振ってみたり、ボールを投げてみたりと、自分で実践することが必要です。実際に体を動かしてみて、やっと野球のゲームができます。

同じように、選択理論の知識を得たら、ロールプレイで実際に口に出して練習をするのです。そうすれば、質問の幅が広がり、質問の質が高まっていきます。何度も繰り返しているうちに、日常生活で、無意識にふっと言葉が出てくるようになります。一度も口に出したことのない言葉が、日常生活で出てくるわけがありません。選択理論も実際に口に出してみると、「知っている状態」から、「使える状態」になるのです。

 

 

 

 

この記事を書いた人

おゆき

おゆき

仙台在住のおゆき です。
心の健康、体の健康を実践しています。

心の健康については、選択理論心理学を毎日生かしています。2012年より学び続けて、2015年選択理論心理士になりました。

体の健康については、グリーンスムージーを2011年より毎日飲んでいます。2013年にグリーンスムージーマスターを取得しました。

心の健康と体の健康を維持して、気持ち良く毎日過ごしています。

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