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仕事でのミスが多くて落ち込むOLが、どのように抜け出したのか?

自信がなくて落ち込んでいたA子さんは、車の前輪後輪の例えを使って、良い方向にハンドルを切ることができました。
選択理論で説明している、車の前輪後輪の例えを使えば、誰でも自分でハンドルを握って、行きたい方向に方向転換できるのです。

仕事でのミスが多くて落ち込むA子さんは、入社して4年目のOLです。自分のことをダメな人間だと思っています。
上司や同僚は何も言わないけれども、ミスの多いやつだと内心笑っているのではと思うと、悲しくて涙が出るそうです。
この仕事は好きですが、自信がなくて落ち込んでいるようです。

A さん
「ミスをしないで、仕事をばりばりとできるようになりたいです」

おゆき
「仕事をばりばりとできるようになったら、どんなA子さんになっていますか?」

A さん
「周りを気にせず、仕事に集中している私になっています。今はミスをすると自信がなくなり、おどおどして仕事に集中できません」

おゆき
「ミスをすると自信がなくなるとおっしゃっていますが、世の中に、ミスをしない人っていると思いますか?」

A さん
「いいえ」

おゆき
「もし、ミスをしたとしても、周りを気にせずに、仕事に集中しているA子さんになれたら、どうですか?」

A さん
「なれたらうれしいです」

おゆき
「そうですね。ミスをした後おどおどしているA子さんは、自分にどんなメッセージを送っていると思いますか?」

A さん
「またやっちゃった。ダメな人間だとメッセージを送っています」

おゆき
「なるほど、もっとおどおどするA子さんにさせるなら、どんなメッセージを送りますか?」

A さん
「もっとおどおどする私にさせるとしたらですか? 今でも、すごくおどおどして自信がなくて落ち込んでいるのに……」

おゆき
「今、最強レベルのメッセージをご自身に送っているのですね。それを言い続けたら、どうなりそうですか?」

A さん
「会社に行けなくなりそうです」
私「会社に行けなくなるまで、ダメな人間だとご自身にメッセージを送り続けますか?」

A さん
「いいえ。でも、ミスをすると、頭にふっと、私はダメな人間だと浮かんでしまうのです」

おゆき
「そうなんですね。頭にふっと浮かぶのは、無意識にしているということ。つまり、今まで何度も何度も実践してきたから、無意識にそれができるレベルまで到達したからだと思います」

A さん
「ミスをすればするほど、自分をへこませる力のレベルが上がったということですか?」

おゆき
「そうだと思います」

A さん
「だとしたら、ますますおどおどしてミスをする回数が増えそうです」

おゆき
「あえて、さらに悪くすることができるということは、逆によくすることもできるのではないですか?」

A さん
「なるほど、でも、私にそれが変えられますか?」

おゆき
「変えられないと思いますか?」

A さん
「はい、無意識レベルで言っているのなら、難しいと思います」

おゆき
「無意識レベルでというのは、入社したての頃からですか?」

A さん
「入社したての頃は、無意識レベルでは言っていなかったと思います」

おゆき
「入社して4年間、自分は、ダメな人間だとメッセージを繰り返し送り続けているうちに無意識レベルになったとすれば、これからは、違うメッセージを繰り返し送り続けることにしたらどうなりそうですか? 」

A さん
「違うメッセージを繰り返し送り続けたら、無意識レベルに落とし込めるのかもしれません。でも、どんなメッセージを送ったらいいのか、思い浮かびません」

おゆき
「一緒に考えていきましょう。もし、A子さんのお友達がミスをしたときに、その人が自分は、『ダメな人間だ』といったらどんな言葉をかけますか?」

A さん
「『ミスは誰でもするから』と言葉をかけます」

おゆき
「それから?」

A さん
「『その後、ちゃんとフォローできればいいよ』と言葉をかけます」

おゆき
「それから?」

A さん
「『これを次に生かせばいいよ』と言葉をかけます」

おゆき
「それから?」

A さん
「落ち込まないように励まします」

おゆき
「励ます、良いことに気づきましたね。もし、A子さんが、今度ミスをした時に、なんとメッセージを送りますか?」

選択理論を使って考えると?

ミスをしたこと自体は変えられないことですが、ミスをした後どう行動するかは変えられます。
今回のA子さんの事例では、ミスをした後どうするかについて、選択理論の全行動の概念を使い、自分に送るメッセージを変えました。

全行動とは、行為、思考、生理反応、感情4つの要素から成り立っています。4つの要素が一緒に動くので、全行動と言います。
選択理論では、全行動を車の車輪に例えていて、行為と思考は前輪、感情と生理反応は後輪にあたります。

全行動 行為 思考 感情 生理反応

A子さんが、車のハンドルを操作して動かすことができるのは、前輪の作用です。後輪は、前輪の行く方向についていくだけです。
つまり、前輪の行為と思考は、A子さんご自身で直接変えることができますが、後輪の感情と生理反応は、前輪を変えることで、間接的に変えられるのです。
例えば、汗をかいてくださいと言われても、後輪の生理反応を直接変えることはできません。走るなど前輪の行為を変化させることによって、汗をかくことができます。

上記のA子さんを全行動に落とし込むと、

前輪の行為は、おどおどしている。
前輪の思考は、ダメな人間だって考えている。
後輪の感情は、悲しい。
後輪の生理反応は、涙がでる。

上記のA子さんの事例では、A子さんがコントロールできる前輪の思考を
「ミスをする私はダメな人間」というものから、「ミスは誰でもするから、その後、ちゃんとフォローできればいいよ、これを次に生かせばいいよ」
と変えました。
前輪の思考が変わると、後輪の感情も生理反応も前輪について行くので、変わります。
今回のA子さんは、思考を変えましたが、行為を変える方法もあります。

後輪の感情や生理反応を変えたければ、前輪の行為と思考を良い方向に持っていけばいいのです。
車を運転する方なら、おわかりだと思いますが、車のハンドルを、ほんの5度傾けるだけでも、車の進む方向は大きく変わりますよね。
前輪の行為と思考をほんの少し変えるだけで、見えている景色もだいぶ変わります。自分でハンドルを握って、行きたい方向に方向転換できるのです。
落ち込んだ時に、変えられる行為と思考に焦点を当ててみてください。嫌な感情から抜け出すヒントが見えてくるに違いありません。

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この記事を書いた人

おゆき

おゆき

仙台在住のおゆき です。
心の健康、体の健康を実践しています。

心の健康については、選択理論心理学を毎日生かしています。2012年より学び続けて、2015年選択理論心理士になりました。

体の健康については、グリーンスムージーを2011年より毎日飲んでいます。2013年にグリーンスムージーマスターを取得しました。

心の健康と体の健康を維持して、気持ち良く毎日過ごしています。

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