ブログ記事は、「贈り物」に似ています。人々が集う広場に「これ、誰かが役にたててくれるといいな」と受取人の顔を見ずに、プレゼントをそっと置いておくような、小粋な贈り物です。 自分の知識や体験を切り出し、まとめ、タイトルをつけ、読んでくれる誰かにパッケージとして届ける。そんなイメージです。
イケダハヤトさんの本 『武器としての書く技術』の中に出てくるフレーズです。
おもわず、「おーこれだ!」と声が出ていました。私がなんでブログを書いているのか、もやっもやっとした感情を言語化してもらった感じです。
ブログには、私の日常の体験や学びを書いています。こんな私の日常記事でも、「正月に砂糖なしであんこ作ってみたよ。ありがとう」とか、「自転車に乗る時の飛ばされないサンバイザー買ってみたよ。日焼けの心配しなくていいわ。ありがとう」と言われることがあるのです。誰かの役にたつこともあるのだと思うとなんだかうれしくて、ゆるゆるとブログを継続してきました。
イケダハヤトさんの本のフレーズを読んで、知っている人だけでなく、もっと範囲を広げて、知らない誰かにも、プレゼントをそっと置いておくと思うと、なんだか書くことが楽しくなってきました。
考えてみれば、私も、知らない誰かのブログのおかげで解決して良かったということがよくあります。私も、知らない誰かから、そっとプレゼントを受け取ったということですよね。
お互いに顔の知らない人とプレゼントを交換している、そう思うとあたたかい気持ちになってきました。
ブログで200記事を書いて気づいたこと